ORGANIC 認定団体
世界の主なオーガニック認定団体
★AIAB(Associazione Italiana per L’Agricolture Biologica)
イタリア有機農業協会。 IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録のイタリアの認定機関です。
★IFOAM(International Federation of Organic Agriculture Movements)
1972年にフランスに創立後、ヨーロッパで広がり、現在では 世界100カ国以上の約900の団体が加盟する世界最大の民間オーガニック振興組織としてよく知られています。IFOAM(国際有機農業運動連盟)自体は、認証機関ではなく基準作成や様々な加盟組織や国連のFAO(Food and Agriculture Organization)との連携などをその任務としています。
1991年にフランス農務省が有機栽培食品を認可する目的で設立。ヨーロッパを中心として世界85ヶ国以上で活動し、40,000もの有機栽培業者が登録している世界最大の国際有機認定機関で、オーガニック認証団体の世界基準ともいわれています。
★QAI (Quality Assurance International)
アメリカ農務省公認で1989年に設立されたアメリカ最大のオーガニック認定NPO法人です。日本におけるEcocert-QAI Japan Ltd.,と提携しています。
ドイツを中心にルドルフ・シュタイナー博士の農業講座の生力学的自然農法(ビオディナミ、あるいはバイオダイナミック農法)実践をしている団体。シンボルマークは結婚と豊穣の女神「デメター」を表しています。
フランスで会員数1400名を越える最も大きなオーガニック組織。安全で安心を求める消費者の主導により安全な食品運動が起こり、農業従事者を中心に結成された自然農法団体です。オーガニック食品のメーカーでもあり、消費者も参加できる広い組織として知られ、農場訪問展示会やシンポジュームを開き、第三世界における有機農業運動も積極的進めている非常に行動派の組織です。
フランス政府が1981年に指針を制定し、1985年以来国家によるオーガニックの認定としてこのロゴが使われています。オーガニック材料を95%以上含み、EU圏内で生産あるいは、加工されたものに限られています。
ビオランドは、農業者によって1971年に創設されたドイツ最大の有機農業協会です。2006年現在では4500軒もの農家が加盟しており、また農産物加工、養蜂、淡水養魚、コスメティック等様々な職種が携わっています。ビオランドは、ドイツ全土とイタリア北部地方(南チロル)において管理運営を行っています。
ドイツ南部が主体の有機農法団体で、有機農業生産者と消費者が共同して1982年に設立されました。農家への技術指導、加工メーカーのチェック、有機農産物の直売等の活動をしています。麦、ホップ、ジャガイモ等の農産品の自然農法を進め、5年以上の期間を経過しなければ認定商品として出荷が出来ません。それを原料として使用するときも加工方法等にも厳しい基準を設けています。
1985年にドイツのブドウ栽培醸造業者団体によって設立されました。 IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録の認定機関の一つです。
★ICEA(Istituto per la Certificazione Etica ed Ambientale)
AIAB(イタリア有機農業協会)を母体とする、イタリアの代表的な有機栽培認定機関です。
★ASS(Associazione Suolo e Salute)
”土と健康の協会”を意味し、農産物加工と環境保護の管理運営及び認定を行うイタリアの組織です。
★AGROBIO(Agriculture Biological)
1995年に創設された、ポルトガルのオーガニック認定機関。IFOAM(国際有機農業運動連盟)に登録されています。
★NASAA(National Association for Sustainable Agriculture , Australia)
南オーストラリア州を本拠地とする有機農産物の認証機関として、生産より消費にいたる各団体が主体になって1986年に設立された民間団体です。その機能は、全国有機農産物基準にその農産物が合格しているかどうか確認し、証明書を発行するという非営利団体として活動しています。オーストラリアだけでなく、スリランカ、パプアニューギニア、ネパール、インドネシア、韓国等各国の認定、証明作業も行っており、IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録の認可団体でもあります。
★ACO(Australian Certified Organic)
1987年,オーストラリアのクィーンズランド州で設立された有機農法農家や有機農産物加工業者の組合。2006年現在、オーストラリアに7つあるオーガニック認定機関の中で最大の組織です。
ビオスイスは、1981年にスイスに創設された有機農法認定機関で、2006年現在では30を超える有機農法団体、約6300軒もの農家が加盟しています。スイスは有機農法に関するパイオニアの一つであり、国土全体の農地の11%がすでにBIO SUISSEの基準に合わせて栽培しています。
英国土壌協会。1946年に農業の質の改善を目的として発足し、現在では、オーガニック農法の支援、オーガニック食品/製品の基準制定、遺伝子組み替え食物の排除、抗生物質の適切な使用、消費者に対する啓蒙活動などを行っています。現在では英国のオーガニック認定の約8割を占めています。
★JAS(Japanese Agricultural Standard)
日本農林水産省によってオーガニック食品に対して設定されました。化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避ける。原材料は水と食塩を除いて95%以上が有機食品であること、 遺伝子組換え技術を使用しないことなどをクリアした商品に認定します。
作る人や生産地の環境にやさしい安心・安全な商品を厳選します。
生産地の環境や生産・製造者の健康を損なわない方法で生産・製造されたもの
消費者が自己の健康を守ることができる安心・安全でヘルシーなもの
生産者との『顔の見える関係』ができており消費者にその商品情報開示が出来る物
地球環境や人間(生産地に住む人々、自分、家族)の健康を守る
有機農産( オーガニック) とは
合成化学肥料/除草剤/化学殺虫剤/合成化学殺菌剤/合成保存料...これらの薬品をを生産過程で一切使用しておりません。勿論ポストハーベストもありません。
アメリカで"ORGANIC"と呼ばれるためには.....
A.アメリカの法律で定められた基準に合格すること。
B.独立した第三者の機関による有機農産の基準に合格すること。
OCIA (国際有機農作物改良協会)とは...
OCIA は、1985年にカナダとアメリカの農民グループが中心となって設立したものです。現在は食品加工や流通業者など、原材料や商品をOCIAから買っている企業まで広がり、最終的に消費者の手元に届くまで、商品の安全性を確保しています。
OCIAの基準は、土壌肥よく度の増進や改善のため、一切の化学肥料を使用しないこと、殺虫剤、除草剤は成長期だけでなく種子や苗木にも使用しないこと、加工、貯蔵過程で防腐剤や合成保存料、殺菌剤を使用しないことなど...細かく基準が設けられ、この基準を守った栽培を3年以上続けたものでないと 、 OCIA の表示はできないという大変厳しいものです。